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『ピックアップ(2)』読んだ。23歳のさえない会社員男性が先輩社員の誘いで「ナンパ塾」に入りナンパテクを磨く物語。ナンパを通して主人公が「周囲から認められる人間」として自己肯定感を醸成させていく、というテーマ性は面白かった。2巻で丁度良い題材だと思うけど一応、第1部完とのこと。
『Bowing! ボウイング(2)』読んだ。スランプ中の天才バイオリニストの少女と感性豊かな少年を描く弦楽アンサンブル物語。柔らかい絵柄とレトロな雰囲気を醸し出すキャラクタが魅力。主人公二人の意識の変化、成長やアンサンブルのメンバー集めなど、丁寧なストーリー構成も良い。
『ハコヅメ~交番女子の逆襲~(14)』読んだ。元警察勤務の作者が描く、街の交番に務める女性警察官の様子を描いたコメディ。主要キャラクタの過去を掘り下げる、単話完結でないシリアス話が増える傾向にある。今回の奥岡島事件編もかなり突っ込んだ内容になりそうで次巻が楽しみ。
『望郷太郎(3)』読んだ。500年のコールドスリープから目覚めた男がイランから日本へ荒廃した世界を旅する物語。画面の力強さと芯の強いキャラクタ達、ドラマティックなストーリーが合わさって痛快。貨幣という概念がストーリー上で重要な役割を担ってきており、それ中心にシフトするのも面白そう。
『母性天使マザカルカノン(1)』読んだ。母性溢れる8歳の少女が悩める人々を助けるため奮闘する、成人向け漫画雑誌掲載の4ページギャグ。登場人物がだいたいダメ人間ながらどこか共感してしまうネタ作り良い。出てくる顔の濃いおじさんが海外の映画俳優だったりの好き放題感も好き。
『ピックアップ(1)』読んだ。23歳のさえない会社員男性が先輩社員の誘いで「ナンパ塾」に入りナンパテクを磨く物語。『ウシジマくん』の真鍋昌平先生原作なので身構えたが怖くはない。ナンパという題材を通して主人公の自己肯定感が醸成されていくストーリーには変な説得力がある。オススメ。
『金曜日はアトリエで(2)』読んだ。天然な女性会社員の女性と彼女をモデルとして雇う自信家の画家とのやりとりを描く物語。二人がお互いに影響し合って変化していっている描写がしっかり描かれており心地よい。コメディ混じりの程よいすれ違い感やたまに噛み合うやり取りも良い。オススメ。
『忍者と極道(3)』読んだ。「極道」と彼らを抹殺しようとする「忍者」との対立を描いたトンデモアクション物。キャラクタ達のぶっ飛んだ価値観やルビ遊び含む言葉の使い方など、非常に独特の雰囲気を持った作品。常識外れのバイオレンスは物語が進むごとにエスカレートしていっている。
『BEASTARS(21)』読んだ。草食と肉食動物の獣人達が共生する世界を舞台にしたアニマルサスペンス。物語も終盤ということで、本作のテーマをしっかり描きつつ各キャラクタにも見せ場が作られており疾走感溢れる展開。次巻、最終巻。唯一無二の世界観がどのように幕を閉じるか楽しみ。オススメ。
『ひゆみの田舎道(2)(完)』読んだ。都会から長野の田舎に引っ越した少女が文句言いながらも田舎生活を楽しむコメディ。メインキャラクタ達の設定や興味深い田舎文化の紹介描写は魅力的であったが、作画やストーリー作りの面において物足りない部分も多かった。次回作に期待したい。