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『にこめっこ(2)』読んだ。悪魔の呪いにより笑いを封印した少女と彼女にアタックする男子を描くラブコメディ。二人の噛み合わないちぐはぐなやり取りが滑稽で楽しい。二人の関係をしっかり進展させつつそれに合ったコメディ展開を描かれており、ストーリー構成がきちんと構成されていることが伺える。
『私の少年(8)』読んだ。純粋無垢な美しい少年と一回り以上年上の女性の複雑な関係を描いた作品。周囲の人間のシナリオを消化しつつ、主人公二人のお互いへの認識を再確認させる今巻のストーリー構成巧み。外堀は埋まり、後は互いの気持ちを伝え合う段階。二人とも幸せになって欲しい。オススメ。
『純情戦隊ヴァージニアス(2)』読んだ。純潔であることで力を発揮できるヒーロー戦隊において少年少女達に混じって浮いてる33歳男性が主人公のコメディ。4ページ1話の形式で話のバリエーションが限定されがちだけど、インパクトのある設定を活かしたワチャワチャした雰囲気は可愛らしくて良い。
『ぶんぶくティーポット+(2)』読んだ。人間に化けて生活するタヌキやキツネなどの動物達の日常を描いたギャグ漫画。シュールだったり辛辣だったりのネタの切れ味に安定感がある。フルカラーで描かれるデフォルメ効いたキャラクタ達も可愛らしい。ファッション等の細かい所の拘りも良い。
『魔々ならぬ(1)』読んだ。パッとしない漫画家志望の男性と、異世界から飛ばされてきた勇者パーティの魔術師と宿敵である魔王との同居生活を描いたコメディ。キャラクタ達がしっかり制御されず好き放題動き回るドタバタな雰囲気が楽しい。ストーリーも更にカオスな方向に進みそうな様相。オススメ。
『とんがり帽子のアトリエ(7)』読んだ。見習い魔法使いの少年少女を主人公にした正統派ハイファンタジー。1ページ1ページ惚れ惚れするような美しく繊細な画面は引き続き安定感抜群。ストーリーも相変わらず、良くも悪くも癖のないオーソドックスな展開が続く。ちょっとスローペースな気もする。
『ちはやふる(44)』読んだ。競技かるたに青春を燃やす高校生男女を描いた青春スポ根物。物語も最終盤。当然ながら、細かい人物まで全てのキャラクタを掘り下げる本作のスタイルは鳴りを潜め、主要キャラにフォーカスが当たる。44巻描いてきた上で、更に彼らの新しい面を引き出すことができるか。
『天国大魔境(4)』読んだ。天国を探して崩壊した日本を旅する少年少女と箱庭に隔離された子供達を並行して描く物語。短期から長期的なものまで、伏線(らしき)描写だらけで読んでて全く油断ができない。ミスリード含めてそれら描写の見せ方もお見事。石黒ミステリのアクセル全開。オススメ。
『ヴァンピアーズ(3)』読んだ。ある願望を抱えたヴァンパイアの少女とその少女に一目ぼれした人間の少女を描いた物語。美麗で繊細な人物描写に加えて目を見張るユニークなコマ割りなどもあり、画面に対する強い拘りが感じられる。コメディとシリアス描写の混ぜ方も良い塩梅。オススメ。
『古見さんは、コミュ症です。(17)』読んだ。ものすごい美少女だけど人付き合いが苦手な女子高生を中心にしたキャラコメディ。三角関係について、一つ懸念が払拭されて一安心。二人のひとまずの関係としては良い落としどころ。あとは男子側の描写が待たれる。まだまだ予断を許さない状況。オススメ。