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『放課後スイッチ(1)』読んだ。虚勢を張っているが実はピュアな女子と彼女をおちょくる転校生など、色んなタイプの女子高生コンビを描く群像劇。対比的なキャラクタが上手く配置されておりそれぞれの関係性が面白い。掛け合いのテンポの良さや絵柄のシンプルさもあり読みやすいのも良い。
『いちげき(6)』読んだ。江戸を舞台に、薩摩に対抗して幕府が組織した農民出の急造武士集団の奮闘を描いた物語。身分差社会とその中での農民の成り上がりをテーマにした本作において、これ以上ないくらいに残酷な展開が続く。次巻、最終巻。どのように物語が幕を閉じるか楽しみ。オススメ。
『プラネットガール(2)』読んだ。行方不明になった宇宙船の一部から出てきた謎の少女と中心とした物語。メインであるホームドラマ的ストーリーに謎を散りばめたSF要素を上手く絡ませており良いバランス。各キャラクタの思惑が交錯する展開でライトなようで油断ならない読み味。オススメ。
『月と金のシャングリラ(1)』読んだ。20世紀中盤のチベット僧院を舞台に、天涯孤独で見習い僧になった少年と仲間達を描く物語。優美な絵柄で描かれる美しいキャラクタと小物まで拘ったチベット風景は大変魅力的。思春期の少年の繊細で傷つきやすい心理に関する描写も素晴らしい。オススメ。
『アスペル・カノジョ(7)』読んだ。同人描きの男のもとに転がり込んできたアスペルガー症候群の女性を描いた作品。両親や地元の同級生との関係の消化など重要な話が続く。二人の関係の歪さにもメスが入る気配もあり、着地点を探し始めた感はある。良い作品なので上手くまとめて欲しい。
『こじらせ百鬼ドマイナー(5)(完)』読んだ。四国にある妖怪の学校に転入した人間の少年がマイナー妖怪達と交流するコメディ。ちょっと情報詰め込み過ぎな嫌いはあったものの、魅力的なキャラクタ達が繰り広げるドタバタ賑やかなコメディ描写は最後まで楽しかった。次回作も期待したい。
『シネマこんぷれっくす!(5)』読んだ。曲者ぞろいの高校シネマ部を舞台に映画オタク達の激しい掛け合いを描いたコメディ。灰汁の強いキャラクタ達が毎回繰り広げる騒動がワチャワチャした雰囲気で楽しい。映画議論に関する描写も豊富な知識と作品へのリスペクトが感じられて興味深い。オススメ。
『グッバイ、ノーベル!(3)(完)』読んだ。道半ばで急死した小説家の幽霊と今時女子高生コンビが協力して小説を書く小説家物。キャラクタエピソードを過不足なく消化してのすっきりした完結巻。まとまってはいたが意外性のある展開もなかったため、ややパンチが足らなかった印象。
『進撃の巨人(31)』(諫山創)
『ワンコそばにいる(2)』(路田行)
『雑な生活』(中憲人)
『スーパーベイビー(2)』(丸顔めめ)
『可愛そうにね、元気くん(4)』(古宮海)
『五等分の花嫁(14)(完)』(春場ねぎ)
『バーナード嬢曰く。(5)』(施川ユウキ)
#新刊を語る会
『マロニエ王国と七人の騎士』、1巻から4巻まで再読完了。面白かったー。登場人物が多い上に詳細が明かされていない設定が大部分なものだから難解で、単行本出るごとに1冊ずつ読むと理解追い付かずに雰囲気楽しむだけになりがちだけど、通して読むと色んなところで点と点が線で繋がり快感。オススメ。