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『ジョジョリオン(23)』読んだ。等価交換効果のある木の実を巡る争いが繰り広げられるミステリ色強めなジョジョ第8部。誰が本当の敵かわからない仕掛けも本部の特徴ではあるが、それゆえに主人公再度の目的がイマイチはっきりせずフラストレーションが溜まる。展開の遅さも相変わらず。
『乱したい戯谷さんと乱れないタダミチ(1)』読んだ。生真面目な風紀委員男子が気になり、彼を乱したいがためにあの手この手でお色気をしかけるギャルを描くラブコメディ。似たような設定の作品が乱立する中で個性が弱い印象。お色気シチュエーションも強引かつワンパターンでちょっと苦しい。
『凪のお暇(7)』読んだ。空気を読み過ぎる自分に嫌気がさして仕事を辞めたアラサー女性の無職生活を描いた作品。東京で醸成された主人公の価値観の再構築が済み、次は根っことなる地元の話へ、というストーリー構成はやや冗長だが丁寧ではある。人間関係の生く末は全く予想が付かない状況。
『スーパーベイビー(1)』読んだ。町田を舞台に、ピュアで一途な黒ギャルと押しの弱い地味メンとの違和感アリアリな二人の関係を描いた物語。メイクやファッション、言語センス、気質など、描写の端々からギャル愛を感じる。ハッピーな空気が作品から漂っており元気が貰える作品。すごくオススメ。
『恋は世界征服のあとで(1)』読んだ。戦隊ヒーローのリーダーと悪の組織の司令官との秘密の交際を描いたラブコメディ。奇抜ながらシンプルでわかりやすい設定を上手く活かしながら軽快な掛け合いが繰り広げられており読みやすい。ヒロインがビジュアルや性格など大変魅力的。オススメ。
『エメラルドに食べられたい(1)』読んだ。カマキリのような亜人女性と彼女に捕食されたいという願望を持つ男性、二人の不思議な関係を描いた作品。コミティア出身の漫画家さんらしい描きたい題材に忠実な作品でその点は好感が持てるが、作画の弱さや設定の詰めの甘さなど全体的に粗削りな印象。
『BEASTARS(18)』読んだ。草食と肉食動物の獣人達が共生する世界を舞台にしたアニマルサスペンス。相変わらず良くも悪くも週刊連載らしい、その場の盛り上がりを重視したライブ感溢れる話作りが目立つ。そんな中でも、メロンの悪役としての引き立て方やショック卵の話は良かった。
『雑な生活』読んだ。がざつで生活が雑な女性とその友人のしっかり者女性コンビを描いた作品。いい加減な生活描写のチョイスはリアリティがあって良い。性格が真逆な主人公二人がお互いを尊重しながら楽しく交流する様子は見ていて大変微笑ましく、かつ羨ましい関係性でもある。すごくオススメ。
『ワンコそばにいる(2)』読んだ。一人暮らし女性と眠る度に人間と犬の人格が入れ替わる青年との同居生活を描いたコメディ。シンプルなわかりやすい設定を活かしたキャラクタ配置やストーリー構成が上手くグイグイ読ませてくれる。可愛らしい絵柄や漫画表現もユニークで大変良い。すごくオススメ。
『怪異と乙女と神隠し(1)』読んだ。スランプに悩むアラサー小説家女性と彼女のバイト仲間である謎の多い青年が「怪異」に出会う物語。小気味良い掛け合いや見せ方の上手い演出、魅力的なキャラクタ達など、各要素が高クオリティ。特に作画の上手さは目を見張るものがある。オススメ。