さつまさんのイラストまとめ

『忍者と極道(1)』読んだ。孤独な者の居場所である「極道」と悪事を働く彼らを抹殺しようとする「忍者」との対立を描いたトンデモアクション物。エネルギッシュでバイオレンスなアクションシーンやぶっ飛んだ設定などユニーク。勢い任せで突き進んでいる感はあるがどこまでそれがもつか。

『パパと巨乳ＪＫとゲーム実況(1)』読んだ。リストラにあった父親と彼を心配する娘がボイスチェンジャーを使いながらゲーム実況配信をする姿を描く物語。ゲーム実況を通じた親子の交流というアイディアはユニーク。トリッキーな設定というだけで終わらず、もう一工夫欲しいところではある。

『ワンナイト・モーニング(2)』読んだ。朝ごはんが絡むちょっと色っぽい男女の恋愛エピソードが収録された短編集。カップル成立や甘酸っぱい思い出の短編が中心であり、どの話もハッピーな読後感で良い。縛りが厳しいようで話のバリエーションも結構豊富。飽きない工夫がされている。オススメ。

『もういっぽん！(7)』読んだ。一本勝ちの快感を求める小柄な少女を主人公に女子柔道部の奮闘を描く高校部活物。各キャラクタの物語における役割分担が明解かつ的確で上手く機能している印象。競技描写は柔道を知らない人にも動きが分かりやすいようにコマ割り等工夫されており良い。

『働かないふたり(19)』読んだ。要領のいい兄とどんくさい妹、働かないニートな二人とその周りの人々を描くコメディ。キャラクタ達のゆるくて楽しそうな姿にいつも癒されている。1ページ1話の短い話が多いながらも連載通して1200話を超え、ネタ生産性の高さに感心させられる。オススメ。

『龍神かごめちゃん(2)』読んだ。生真面目な小学生男子と彼の家に居候する龍神の少女との交流を描いた日常コメディ。等身低くて可愛らしいキャラデザインと関西弁での軽快な掛け合いが特徴的。画面や物語はやや地味だが、一部のクレイジー気味なキャラクタがそれを補っている印象。

『北条うららの恋愛小説お書きなさい！(1)』読んだ。小説を書くのが趣味の少年と彼に対して恋愛小説を書くよう求める同級生のお嬢様を描くラブコメディ。高飛車でツンデレ、金髪縦巻きロール、「ですわ」口調などテンプレを詰め込んだお嬢様キャラは、あざと過ぎるがわかりやすくもある。

『山田とせんせい（上）』読んだ。手負いの獣のように生きることに余裕がない男性教員と彼の前に現れた少女との交流を描いた作品。教員側の粗暴で衝動的な行動が鼻につくがユニークなキャラクタ心理の描き方ではある。少女側の意図がまだ見えないためストーリーの評価は下巻を読むまで保留。

『能力　主人公補正(1)』読んだ。自身を平凡と自嘲する男子高校生が助けた妖精から「主人公補正」の能力を授かったことで人生が一変する物語。主人公が自身の特異性を認識しているメタ要素がユニークで、現状はファンタジー強めだがどの方向に転ぶかまだ未知数。メリハリ効いた絵柄良い。オススメ。

『サメガール(1)』読んだ。巨大化して陸上で暴れまわる海洋生物と戦う少女「サメガール」とクラスメイトの少年を描いたラブコメディ。可愛らしいキャラ造形と素朴な雰囲気の漫画表現がマッチしており良い。ちょっとハズし気味のギャグも軽快でテンポが良くて読みやすい。オススメ。