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日本人男性の歯に対する意識が低いのはおそらく幼少期の教育に原因があります。お父さんの「男のくせに小さいことを気にするな!」「男は見た目より心で勝負!」みたいなのが影響しているでしょう。つまりお父さんが歯科を「小さいこと」とか「見た目」と捉えている間は負の連鎖が続くということです。
普段仕事をしていて常々感じることは、男女の予防歯科に対する意識の違いです。年齢を問わず、女性は歯の健康に関して非常に前向きで積極的です。それに反して男性は、年齢を問わず歯の事に関して後ろ向きで消極的です。日本人男性の歯に対する意識は、まだまだ向上させられる余地はあると思います。
心無い歯科処置を行う歯科医師は、歯のことを軽視しています。「歯ぐらいどうなっても大したことではない」くらいの感覚です。しかしこういう考え方に対して、僕は逆だと思います。「心無い歯科処置を行う歯科医師が思っているよりも、口や歯は大切な器官だな」といつも感じています。
③そして最近のお子様には場所の不足がさらに加速しており、6番すら生えないという状況が出始めています。乳歯Eの遠心に6番が突っかかって生えていない場合は、7才で必ず「矯正専門医院」で初診相談を受けましょう。「2年生の1学期」と時期を決めて下さい。放置するとえらいことになります。
鼻閉あり、口呼吸、下顎劣成長2級症例、小学生女子にアライナーをつかって6番までを無理矢理非抜歯で並べると、最悪の場合、下顎7番、8番が埋伏したり、さらに上下7番が半埋伏&シザースバイトになったりします。将来大変な症例を作り上げてしまう心無い小児の矯正治療はまだまだ横行しています。
顎顔面の成長が残っているお子様にアライナーをセットすると成長が阻害されます。下手に7番が生える前に6〜6を非抜歯で並べてしまうと、7番がロックして生えません。そこに親知らずがさらにロックするので最悪の状態になります。やめてあげてくださいね。一般の歯科医師ではその判断はできませんよ
舌の位置を意識したことはありますか?実は普段の舌の正しい位置というものが存在します。Tongue Up(タングアップ)といって舌は普段から上顎にくっついているのが良い状態です。舌には良くない位置も存在し、舌癖といって歯を押しているのは良くない状態です。舌はTongue Upして鼻で息をしましょう。
要するに「歯並び」というのはこの水平成分と矢状成分のことです。歯を並べることが矯正の目的だと考えている歯科医師は、日本人において最重要な垂直成分のことが見れていません。習ってないし考えてないし見れていないし知らない、概念すらない歯科医師はたくさんいます。矯正専門医ですらいます。
歯の位置のコントロールが難しいのは垂直成分の位置です。特に日本人は咬合力が弱く浅いバイトが多いので、垂直的な歯と顎のコントロールが難しいです。逆にいうと垂直的な成分が日本人の咬合治療の鍵を握っているということであり、垂直成分がアライナー矯正では治らないどころか危険に晒されるのです