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社会のために正直な歯科情報を本音でポストします。歯と顎に優しい「フルパッシブ矯正」を秋葉原でやってます。東京歯科→同大学矯正科→田村矯正→白石矯正開業。矯正と筋トレが趣味の二児二犬の父です。写真やレントゲンは全て著作権フリー素材か自作です。矯正専門医向け雑誌JOPで「フルパッシブ矯正でオープンバイト治療」連載済み。
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歯には神経が通っており、その神経は顎の骨の中で合わさって、全て統括され、脳につながります。神経の入っている空間である歯髄腔は、歯髄とピッタリのサイズです。歯は非常に精密に作られていて、センサーの役割も果たします。口の中に入ってきた異物は、髪の毛の太さのものでも簡単に判断します。

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虫歯の治療をしても、治るわけではなく、進行をとめて、何とかしているだけです。大きく治したところは爆弾を抱えているようなもので、そこからまた二次カリエスが発生したり歯が割れたり、隣の歯がダメになったりで、ジワジワと歯の本数が減っていきます。そうなる前に予防するしかないのです。

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矯正治療における抜歯・非抜歯は治療の道具や方法や歯科医師によって変わるものではありません。
その人にとって本来の位置、理想の歯の位置が存在します。

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矯正治療で抜歯になる確率は約40%で、その人の顎や顔自体の大きさなどによってかわってきます。無理に非抜歯で並べて口が閉じづらくなるほど歯が突出していると、歯根が歯槽骨からはみ出すので歯の寿命が縮まります。突出感をなくそうとして無理に歯を立たせるともっと歯根が歯槽骨からはみ出します。

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ジェットウォッシャーは歯ブラシの代わりにはなりません。矯正のブラケットの中に堆積したプラークや、食片を除去することはできても、歯面に付着したプラークを除去することは無理です。歯ブラシの代わりとして使用している人で歯肉が腫れている方は、もう歯肉炎になっていると思います。

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矯正治療中にブラケットの周りを掃除するには、いろんなグッズを使用すると効率よく磨けます。歯間ブラシはブラケットの横面(ステム)に押し当てて磨くのは便利ですが、歯間に押し込むのは、よほど開いている状態でなければ慎重に使用した方がいいです。歯肉がけずれたりしますのでご注意を。

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アライナー矯正で傾斜して全体が前突気味になっている場合はまだマシな方です。無理矢理トルクが効くと歯が頬側に平行移動するので、根が歯槽骨から飛び出します。しかし若かったり歯肉が厚い人だと歯肉退縮しにくいので、その時はわからないですが、年をとってからダメージが出てきます。

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シザースバイト(すれ違い咬合)は7番によく見られる状態で、顎が小さくて歯が大きいとおこります。シザースになっている歯は結構早いうちに抜歯するハメになります。ハミガキや定期検診の歯石除去だけでは歯は長持ちしないという典型例です。これは矯正治療が最も有効です。

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かかりつけ歯科医院に通っていても、保険診療の場合は、症状が出るまで親知らずに関して積極的に何か説明してもらえる確率は非常に少ないです。30才あたりまで放置して7番がダメになるケースがかなりあります。歯科界の現状から考えると、情報を仕入れて患者さんが自分から行動するのがベストです。

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親知らずに関して、あまり歯科医師から患者さんへの話が切り出されない理由は「詳しい歯科医師が少ないから」です。7番と8番を何才でどうすればいいかということに関して、実は結構奥が深くて難しいです。顎が退化している日本人には今後ますます重要事項になるのでうすが、歯科界は相変わらずです。

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