スパルタさんのイラストまとめ

うめざわしゅん『ダーウィン事変』2巻。現代アメリカのポリティカル・コレクトネスをそれなりに咀嚼した上で倫理上を問いを投げかける作品ではあり、人の評価を聞きたい漫画ではあるけれど、全体評価は保留。倫理面を除けば漫画構成は『ザ・ファブル』に近い。一応オススメ。

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久米田夏緒『ボクラノキセキ』、表紙で好きなのは14巻。七浦と槙の本気と打算の関係もすれ違ってて良いんですよね…。女性向けメインであるゼロサムコミックスなのもあって、少年漫画以上に多彩な女子の意志と活躍が丁寧に描かれているのも良いところ。

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一迅社がまたKindle版ポイント50％還元セールやってるので、久米田夏緒『ボクラノキセキ』既刊23巻までをこの機会に是非！ 学園ファンタジー少年少女ミステリー漫画として極めて秀逸で、読み進めるごとに面白くなっていくので最高にオススメ。僕の推しは手嶋野と大友です。

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すずゆき『ふたり明日もそれなりに』5巻（完結）。とても良かった。これだけ素直に仲が良いカップルの話は最高のスタンダードでもあり、同時に貴重でもある。物語的に無理に波風立てず、周囲を含めてみんな仲が良いのも良いよね。強くオススメ。

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柏木ハルコ『健康で文化的な最低限度の生活』10巻。貧困ビジネスの話と並行してコロナ禍が始まってきた。安易な論破ではなくリアリズムを重視した漫画として非常に貴重でもある。刊行ペースは遅いけれどもしっかりと取材に基づいているので致し方なし。オススメ。

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ヨンチャン、竹村優作『リエゾン こどものこころ診療所』4巻。物語的にも読者的にも難しい対応を迫られる漫画。「非行少年」の話が漫画的に解決することなく微妙に後味が悪いのもまた重い。ただ、それでもなお継続していくしかないのだと思わされる。オススメ。

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足立金太郎、森高夕次『グラゼニ パ・リーグ編』11巻。正直さすがにピンチと復調がパターン化してきたのも否めないけれども、長期連載なりの愛着が湧いているのもあって今でも面白く読んでます。そして本作でもコロナ禍の影響は描かれるんだな…。

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保谷伸『まくむすび』5巻（完結）。うーむ…これも早期完結によって作品が破壊されてしまった感じが強い。最終巻なのに最重要人物であるジャス子先輩が株を下げて終わりにしか見えないのが辛い。かなり上手い漫画だったと思っていただけに極めて残念。

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野田サトル『ゴールデンカムイ』25巻。今回も当然のように面白い。これだけ多彩なキャラ（マイルドな表現）を扱える才能もさすがだし、目的や伏線もきちんと活かし続けていて、まさに全部盛り。個人的には『ジョジョの奇妙な冒険』第4部に近いと思ってます。オススメ。

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飯田ヨネ『今度会ったら××しようか』2巻（完結）。うーん…ある程度の期待があった分、正直やや残念。飯田ヨネ先生の最大の武器はその倫理観だと思うのだけど、少し要素を混ぜ過ぎたような。少なくとも幽霊設定は不要だったように思う。次回作に期待。

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