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#古楽の楽しみ
ヴェルサイユにある左の絵は1692年6月、ルイ14世治世下のフランス軍がスペイン領ネーデルラント(現ベルギー)のナミュールを包囲した時の図
齢20の若き軍人だったデトゥーシュは、この時の戦地で音楽の才能を自覚したそう
音楽は意外に戦地の一体感や統率と相性がいいものだね
#古楽の楽しみ
ボローニャ音楽図書館にあるフックスの肖像
⬅️1725年頃、有名な対位法教本『パルナスス山への階段 Gradus ad Parnassum』➡️を公にしたのと同時期のもの
その頃カール6世の皇室絵画アカデミー総監督になったフランス出身のフランドル人画家ヤーコプ・ファン・スヒュッペン1670-1751の作
承前)
⬅️アンヌ・ヴァライエ=コステル
「或る女性ヴァイオリン奏者の肖像」 1773年画
(スウェーデン国立美術館所蔵)
➡️ヘラルト(ヘリット)・ダウ
「ヴァイオリン弾き」
1663年画
(ドレスデン絵画館所蔵)
…顎ではさまないで弾く方が19世紀初頭以前は多かった様子です🌝🎻
承前)トリノの宮廷に仕えた名手G-B. ソミス(1686-1763、肖像の人)は、英国で活躍したジェミニアーニと同世代
そしてジェミニアーニ同様、
ローマでコレッリに学んだ人
つまり…
今に続くフランス流のヴァイオリン奏法は、彼の門下生プニャーニを介してコレッリまで遡れるんだな #古楽の楽しみ
世界クラスのプレイヤーでありながら国を離れざるを得なくなっているウクライナの音楽家たちに、逃避先で絶好の活躍の場ができつつある…フランスも早くから取り組みが見えていたけど英国BBCプロムスでも!😳✨
ピアノのアンナ・フェドロヴァもそういえばキーウ出身…Channel Classicsに名盤続々の人 https://t.co/hy0ypLbFLP
承前)大トリのラッヘンマンTemAは1968年の音響実験的作品でかなり多様な前衛奏法続々なんだけど、ここに至る後半がラヴェル「博物誌」終曲のホロホロ鳥→メシアン「クロウタドリ」とフランス近代でも音の慌ただしさが面白味になる作品続きで、連続性ある選曲として聴けてた👀
https://t.co/zovq6GETXx
承前)ルイ16世の戴冠式前後の音楽…たまたま『傾国の仕立屋 ローズ・ベルタン』最新話に出てきた、ヴェルサイユにあるゴーティエ=ダゴティ画の王妃像がまさに1775年頃、このプレイリストに出てくる音楽の下限年代だ
(…史実を追うこと年刻みで細やかな、実に追い甲斐のあるまんがであることよ…)
承前)ウフィツィ美術館にあるゲッツィ(1674-1755、ヴィヴァルディやファリネッリも描いてる)の自画像も、モンタナーリやヴァレンティーニら同世代以降のローマのヴァイオリン音楽家たちがコレッリに範をもとめたのと同じく「古典から学ぶ」の姿勢があらわれてる…左上はラオコーン?
#古楽の楽しみ
(7/14はバスティーユ監獄襲撃事件の日でフランス革命記念日なんだけど、その直前で2022年の日本はなんて穏やかならぬ状況なのだろう…)
承前)昔の人ゆえ肖像は残ってない…けど、フェルメールの絵が再評価されはじめた19世紀にオランダ史関係の著作を多く残した作家・詩人のヴィレム・ホフデイク(1816-1886)➡️が1875年に著した『オランダの栄冠を彩る月桂樹の葉』には、鐘を選定するファン・エイクの挿画⬅️が。#古楽の楽しみ