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「かーっ、マーヤお姉ちゃんか。やっぱり来てたのかい」
その時、恰幅のいい男性の老人が少女に声を掛けてきた
「しーっ。あなたも雑芥が目的なら、静かにして」
「いいだろう、今は協力しよう。でもわしはライバルだからな? 雑芥は先に頂くぞ」
#テロメニア魔導記 1巻 第一章 落陽と囚われの月 2節
シーリーンの脅威と成りうるもの
それはルブーラムの女皇に代々継承されている悪魔契約の秘術のみ。エルドラナによると、それは既に失われて久しいという。煩わしい魔女シェヘラザードも居なくなった今、シーリーンの行く手を遮るものなど何もないのである
#カルディアナ戦記 3巻 第七章 弔い合戦 6節
#小説家さんと繋がりたい
失われた故郷を求めて世界を旅する冒険物語
『カドルステイト物語』全7巻
膝を折りながらも立ち向かう戦士の生き様
『外伝 情熱の氷』
戦乱の時代を生き抜こうとする人々の姿を描く
『カルディアナ戦記』全3巻
利他的行動が巡り巡って還ってくる優しい物語
『レミアの翼』
ジャファールはアレイスに向かって檄を飛ばした
「死んでしまっては何にもならん! いいか? 戦場で最も優先すべきことは唯一つ、最後まで生き延びることよ! そしてその為に敵を殺すのだ! 殺さなければ、自分が殺されてしまう。よく覚えておくんだな!」
#カルディアナ戦記 3巻 第七章 弔い合戦 5節
レーンがおぞましい言葉を発して長い詠唱を紡ぎ出す
「死よ、ここに舞い降りよ。それは永遠の眠りにして、真の解放にあり……」
「いけません! あの祈りは死の言葉です!」
クレンスの悲痛な叫びが、ホール全体に響き渡る
#カドルステイト物語 3巻 第三章 故郷の絆 4節
女皇は美しい白銀の鱗に手を伸ばすと、最後の別れを惜しむかのようにギュッと彼を抱き締めた
「ほら、もう行きなよ」
女皇は気丈に振る舞おうと口を開く
「…………」
しかし彼女が言おうとした最後の言葉は、聞き取れる音として発せられることは無かった
#カルディアナ戦記 3巻 第七章 弔い合戦 4節
「カータ君の旅の目的が分かるかい?」
レーナは一度考えを巡らせてみたが、皆目見当がつかず、静かに首を横に振った。そんな彼女に、ティルファンはそっと囁くように言う
「レーナ、カータ君の旅の目的は、母親探しなんだ」
#カドルステイト物語 3巻 第二章 追跡戦 4節
リース教会の司祭長であるシーリーンは、自らを女神リースの降臨した姿であると言って憚らない。それは偶像崇拝を禁止するルブーラムとは正反対の慣わしである。レグナムオン共和国の制度は、その全てにおいて、ルブーラム皇国のそれを否定するものだった
#カルディアナ戦記 3巻 第七章 弔い合戦 2節
地母神軍の軍楽を掻き消す程の大音量。誰もがその轟きを耳にした瞬間、まるで硬直したように戦いの手を止めていた
耳をつんざく激しい音の正体は、数々の神話に登場し語り継がれている幻の存在、地上最強の生物と謳われるドラゴンから発せられた咆哮だった
#カルディアナ戦記 3巻 第七章 弔い合戦 1節
「バッドエンド」
TRPGをベースにした拙著『カドルステイト物語外伝 情熱の氷』では、クエスト失敗が描かれます
しかし失敗を通して成長する主人公の姿を丁寧に描く事で、バッドエンドのカタルシスを表現してみました
ぜひ多くの人に読んで欲しい作品です
#カドルステイト物語
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