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夢然堂さんのイラストまとめ


古典タロット愛好家。『ユリイカ タロットの世界』(青土社)では「『マルセイユのタロット』史 概説」と「日本におけるタロットの受容史」を、『アルケミスト双書 タロットの美術史』シリーズ(創元社)では「マルセイユ版タロットの世界」を担当。その他、国内外の協力作品や企画多々。第4回国際タロット賞選考委員。福岡県在住。
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つづき。ルーベンス原画による版画『マリアとヨセフの結婚』図の拡大図。花嫁マリアの頭部に、「恋人」札向かって右側の女性と同様の花冠が見られる。

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つづき。一旦は完結させた我が「『81/2』とタロット」論もまだまだ未完成。例えば太陽を背にしたサラギーナは太陽と獅子座のイメージからで、ラストの道化師が四人なのは恐らく「世界」札の四隅の四聖獣から。拙論、盆栽の如く気長に育てる所存。
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おまけ。大アルカナ22枚の画像と、「吊るされた男」とカバラ的「生命の樹」の照応図。ピンときたカバリストの方々も、是非是非。m(_ _)m

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つづき。絵画を含む技芸を司るものとしてのメルクリウスについて。ルーベンスもいわばメルクリウス崇拝者で、有名な邸宅の入口にはメルクリウス像とミネルウァ=アテナ像が並べられている。この二神の組み合わせや一体化させた「ヘルマテナ」のデザインなど、いろいろと遺している。つづく。

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『ブダペスト・シート』(1500年頃)の手品師札。卓上にサイコロが見えるものとしては最古の例に属する。この要素は後の17世紀のジャン・ノブレ版、20世紀のグリモー版、さらにはホドロフスキー=カモワン版にも受け継がれている。

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連想で、ヘッセ『荒野のおおかみ』とタロット。物語終盤で主人公ハリー・ハラーは「狂人」(=愚者)だけしか入れないという「魔術劇場」へと入ってゆく。そこで彼を翻弄しつつも導くのがモーツァルト(=手品師)。

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クリストフ・ポンセ氏のブログ更新、第10回「対角線の交わるところ」。共通して中心に悪魔の性器を置く構図のボッティチェリによるダンテ『神曲』ルシフェル図とマルセイユ版悪魔札。複数ある共通点のルーツをランディーノの『神曲』註解に探る。
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2025-01-05

ブログ更新。「フェリーニ『81/2』とタロット」論まとめ第8回「吊るされた男と死神」。『81/2』で最も直截的に引用されるタロットのイメージが「吊るされた男」。「芸術的出来損ないの抹殺」こそ我が仕事と豪語する「死神」批評家ドーミエ。
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ANDREA ROMITO氏の"I TAROCCHI DI FUMO"からあと4枚、15番「悪魔」から18番「月」までの連番。
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