あと九月二十三日に長岡京で矢で射られた藤原種継の忌日でもあります。数時間はどうやら苦しんだらしいと思うとかわいそうです。
後に事件に連座して怨霊扱いされるあの方や死んでるのに罪に問われたあの方よりも祟るべきは種継なんやで。
(まともな種継絵が少ないのでメインではない過去絵)

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何度読んでも「死」が刺さる…!(本来なら「薨」)
万葉集でおなじみ大伴家持が亡くなりました。そして死後二十余日のうちに起こった藤原種継暗殺事件に連座して除名。息子の永主ら大伴氏が多く連坐しました。この時期なんで埋葬されなかった家持のご遺体の状態が非常に気になるよよよ

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延暦3年(784年)11月11日
◆長岡京遷都◆
第50代桓武天皇により平城京から遷都された。785年9月に造長岡宮使の藤原種継が暗殺された。そして桓武天皇の皇太弟早良親王もこの叛逆に与していたとされ幽閉・配流となり、親王は配流先に向かう途中、恨みを抱いたまま死去する。

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で、この当代で記録上最も遠いところ行って帰ってきた人物の平群広成と、藤原種継のじいちゃん以外の情報持ってなかった唐と日本の混血で帰国子女秦朝元。
平群広成主人公の『天平グレート・ジャーニー』がかなり面白いのでおすすめです。これだけの情報でよく空白埋めてあるなと。

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政府が編纂した「六国史」から抜粋した出来事と後一条天皇までの歴史を綴った歴史書ですが、消された出来事が書かれていて、私達はその事実を知れたわけです

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ああ、王の座を狙おうなどと……穢らわしい!
全て、消え去るべきだ。
去ね、藤原種継よ───!

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藤原種継暗殺事件勃発ということで、もうそんな時期なんですね。
薨去したのがこの日ならば矢で射られたのは前日の二十二日かもしれません。
薬子の変で触れましたが、息子の仲成が同様に射殺されてるの、あえてやった感じがして怖い。

昔のシールラリー用の種継絵があったので置いておきます。

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モブ「藤原種継暗殺事件の黒幕が貴方って聞いたんですけど、本当ですか????」

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