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高畠華宵大正ロマン館さんのイラストまとめ


高畠華宵大正ロマン館(愛媛県東温市)からのつぶやきです。
kashomuseum.org

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古屋兎丸版「スタンド・バイ・ミー」とも言える『少年たちのいるところ』では、夏休みの思い出作りに少年たちは工場の夜景を見に自転車を漕いで行きます。
少年と自然の関係は常に一定ではなく、時代によって変化していくものですが、華宵の「自然の中の少年」から古屋の「自然不在の中の少年」への↓

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高畠華宵が描く大正少年たちの多くは、こうした自然の中で友と戯れ、語り合い、心を通わせています。
これは華宵作品に限ったことではなく、「少年は外で遊ぶ」「自然の中にいる」のが昭和の頃までは一般的でした。
自然は少年に自然がもつ美しさ、雄大さ、繊細さ、そして残酷さを教えてきました。↓

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「少年」を思い浮かべる時、たとえば夏には網を持っての虫取りや海水浴、冬は雪合戦、登下校の途中で水路を覗き込んでザリガニやタニシを採ったり、川で釣りをしたり、鬼ごっこやかくれんぼなども近所の公園やお寺の境内で遊ぶなど、ほんの少し前まで、少年たちの遊び場は自然と共にありました。↓

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「少年図鑑展」では、多彩な少年像の有りようを文字通り図鑑的に網羅していきたいと考えました。
少年という存在の不可思議さを古屋兎丸さんと華宵の少年像を通して考えたいと思ったからです。
さらに単に各少年の姿体や特徴を並べるだけではなく、

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古屋兎丸先生の漫画原画も良いけれど、
実はこんなポートレイト的作品も好きなのです。
   
ちょっと抒情的でアンニュイな少年たち。
華宵のロマンチック少年たちと一緒に
お楽しみください。



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「少年図鑑展ー古屋兎丸と高畠華宵の場合ー」
好評開催中です。
  
アレっ?似てる?と思って、
展示中の作品を並べてみました。
「月」と「少年」って、似合いますね。
どんなシチュエーションでも、時代が違っても、
何だか心がキュンとします。
   

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「少年図鑑展」では、東京の弥生美術館から華宵の挿絵原画を12点お借りして、展示しています。どれも華宵の代表的作品です。
その緻密さ、線描の美しさ、改めて驚愕させられます。
ぜひ本物をご覧ください。
   

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「夏の記憶」展は8月28日まで。開館日は今日を入れて残り7日です。

「有名ニなるのもいいが、亦一方、色々な人からうらまれねたまれするのもだんだん多くあり、此れニは弱ります。」と母への手紙にあります。
1枚目の写真は寝室でファンレターを読む華宵。人気最盛期の頃です。
 

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小さなカマキリが開館を待ってくれていました。
ロマン池の周りには少し紫陽花が咲いています。
紫陽花の花言葉は「冷淡、不人情、不真実」を意味すると大正の少女雑誌には書いてありました。
でも華宵作品に描かれた満開の紫陽花と少女。
可愛らしいですよね。
  

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「夏の記憶展」始まりました。
大正の夏、どんな暑さだったのかな?と想像してみます。
当たり前ですが、当時の人々も食べて、笑って、泣いて、走って、歌って、喧嘩して、生きていたんですよね。当時の写真を見ながら、大正人たちの人生を想像してみる、そんな展示です。
  

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