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鳥居清広筆「夜の庭」
この期の細判紅摺絵には三幅対で描かれたものが多くみられますが、本図は元から二幅対で描かれているようです。主題についてはよく判っていませんが、右の女性を引き留める男の着衣には亀蔵小紋があしらわれており、その容貌は役者絵の九代目市村羽左衛門にそっくりです。
広重筆「花尽見立福禄寿 寿 菊」
花を「福(幸福)・禄(俸禄)・寿(長寿)」の三徳に見立てた団扇絵。「寿」には延命長寿にゆかりのある菊が選ばれています。「禄 かのこ百合(禄=鹿)」はミネアポリス美術館に現存。「福」は不明ですが、團十郎の福牡丹に因む「牡丹」の花ではないかと推測しています。
若い恋人同士を桜(吉野)と紅葉(龍田)の折枝で包み込んだ素敵デザイン。
「菱河筆」とあるので、「見返り美人図」で知られる菱川師宣(あるいはその一派)の手による作品であることは判るが、
一枚摺りの版画なのか、それとも版本の一部を切り取った零葉であるのか、詳細不明な点が惜しまれる。
#師宣
北斎の筆致や賦彩をなかなかによく真似ていて面白いけど、全体的に処理が雑。遠目にみれば、なにげにそれっぽく見えるのに残念。
落款に至っては問題外。
紙本着色 89.5 x 31㎝
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@bangshing 赤前垂を掛けているので上方の仲居をイメージして描いたものだと思います。
天鵞絨の掛襟も土地柄を感じさせますね。
二枚目は難波屋。
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