武部本一郎さんの挿し絵S40頃。「火星シリーズ」以降の同系統のヒロイックファンタジーの絵もたくさん描かれたが、印象が同じようになってしまった弊害も。ハヤカワSF文庫のリン・カーターさんはSFとファンタジーの研究者としても有名。
   

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深井国さんは多才多作な方で、漫画から始まってアニメ「悲しみのベラドンナ」美術、挿し絵、絵画と活躍。文庫のP・メイスンシリーズやSFの表紙も多い。好きな作家さんのイメージと重なって楽しく読んだ。S40~50代。
    

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「少年少女世界の名作文学日本編2」小学館「太閤記」伊藤彦三と「椿説弓張月」池田浩影の挿し絵。他にも梁川剛一、小松崎茂、太田大八等の参加した50巻に及ぶ全集だった。一冊に3~5話入っていたから、全部読破すると結構な数になった。
   

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伊藤彦三さんの挿し絵。「スカラムーシュ」R・サバティ二「少年少女世界の名作文学全集」小学館S40頃より。フランス革命直前が舞台の恋と復讐の冒険活劇。スカラムーシュはトリックスター役のイタリア喜劇のキャラクター名。
    

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鬼気迫る武者絵や壮絶な戦絵を得意とした伊藤彦三さんだが、晩年の昭和後期「少年少女世界の名作文学」小学館の挿し絵を多く手がけた。「クォ・ヴァディス」より。
   

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骨太なハードボイルドを書いていたリィ・ブラケットさんは男性だと思われていた。女性の進出が難しかった当時のSF界。好きな女流作家三人は皆性別不明のペンネーム。C.L.ムーアのご主人はヘンリー・カットナー。
    

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年末のTVでジェームス・ディーンの知らない映像が流れたので懐かしくて。ギグ・ヤングを相方にした安全運転キャンペーンの映像だった。
その数週間後の交通事故。たった三本の作品を残して、1955年、24歳で亡くなった。
  

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「怒涛の果て」1949はジョン・ウェインにしては珍しくアンハッピーな話。映画自体の評判はあまり良くなかったが「ジャングルの王者」でサブウとも共演した24歳のヒロイン、ゲイル・ラッセルさんが若々しく綺麗だった。
    

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手塚治虫「冒険狂時代」1951~海賊西部劇砂漠にアラビアンナイト、シルバー、ヒコック、ルパンと、映画好きにはたまらないパロディとめちゃくちゃな筋立てで大好きな冒険活劇。全集版はコマ割りが変わって随分雰囲気が違う。完全版は高い…💦
   

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手塚治虫「少年」の別冊付録「アトム赤道をゆく」
光文社版では、「海へび島」と名が変わり、ヒゲオヤジも別人になっていた。このタイトルの方がワクワクしたのに。
ジャングル大帝は変形の単行本にもなり、元の原稿と形が違うのもあった。
   

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若き日の手塚治虫さんに大きな影響を与えたロシアのアニメ「灰色くびの野がも」1948。漫画少年に絵物語風の紹介を載せたが、小鴨の顔がアニメよりずっと可愛い手塚タッチになっている。
    

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広島に生まれ、後に虫プロの作画を務めた谷川一彦さん。
原爆漫画で有名になったが、昭和20年代は手塚さんによく似た優しい画風の漫画を描いていた。

   

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ちょっと見にくいが、もりみのるさんの連載漫画「おてんばテコちゃん」昭和20年代。
もりみのるまたはモリミノルは、SF作家小松左京さんのペンネーム。まだ大学生だった。
   

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馬場のぼる「ポストくん」の続き。後に大きな影響をあたえた、島が流れ出し異世界に繋がる話も好きだった。単行本もないようだが、もう一度全部読みたい。

   

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昭和24年の少年誌の付録。はがき大の薄いものだが中身は濃く、それぞれ個性豊かなペン画の見本が。

     

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女子寄宿舎とハムレット劇の「紫リボンの秘密」島田一男昭和29年ポプラ社。「夜光る顔」と二本立て。作詞家の西条八十も美少女冒険物を多く書いた。
   

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山川惣治さんの絵物語。ちょっと雰囲気の変わった和物の「豪勇金時」と西部劇「銀星」銀星は一コマずつばらして作られた漫画少年の付録版。

  

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山川惣治の絵物語「少年王者」少年真吾、すい子さん、ザンバロ、アリラ、黒豹ケルク、マントをひらめかせジープを駆る正義の味方アメンホテップ。少年タイガー、石川球太さん漫画化の少年ケニヤ、海のサブ―など、少年と動物の絆を多く描いた。

   

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昭和の少年雑誌には漫画と共に多色刷りの絵物語が載った。SFから西部劇、西洋チャンバラまで、なんでもござれだった小松崎茂さん。
   

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光文社痛快文庫「南洋一郎選集」梁川剛一挿し絵。昭和25年頃。今見ると考証は滅茶苦茶、差別用語山盛りだが、謎又謎、危機また危機の展開のハラハラドキドキ感は凄かった。
   

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