私はアジアねこ散歩さんの写真や動画を見るまで「トルコは猫が多い」くらいの認識でしたが、実際は想像以上でした。道端からお店の中まで、そこら中に猫がいっぱい!
イスタンブルではオスマン帝国より前のビザンツ帝国から猫を大事にしてたそうです。歴史的な猫の街素敵✨🐱🏰🕌

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トルコの伝統工芸品・イズニク陶器(İznik çinisi)の作り方🇹🇷
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本作のトプカプ宮殿では宮廷工房からすぐ見える位置に後宮がありますが、実際の後宮は外から見えない位置にあり、厳重に壁に囲まれていました。それゆえに、女官が安心して水遊びできる屋外プールがあったほど🏊
レオのような部外者が簡単に入れるのは完全な脚色です😅

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オスマン帝国の騎士シパーヒー(sipahi)。皇帝から土地の徴税権(ほぼ領地)を与えられた貴族で、騎兵の主力でした。
しかしこの徴税権は基本的に相続されず、父を継いで戦士になる強い子にのみ授与されたとか。
戦に自信のない子は領地なしの兵卒に甘んじるか、別の仕事を探したようです。

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オスマン帝国の宮廷工房で良いデザインが浮かぶもライバルに目をつけられる話
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で連載中の『三日月の国 オスマン千夜一夜』第2夜、明日無料公開になります!
是非第1夜と合わせてご覧ください🌙🕌

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漫画『三日月の国 オスマン千夜一夜』の舞台は帝都イスタンブルですが、前作『新月の皇子と戦奴隷 ~ダ・ヴィンチの孫娘~』の舞台は副都エディルネで、彼らの住んでいるところは少し離れてます。

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オスマン帝国の宮廷絵師工房はイスタンブル市内に数箇所ありました。
トプカプ宮殿の中庭にあった工房はシンプルな建物だったようですが、城下町にあった工房はビザンティン教会を改装した豪華な物だったそうです。
どちらも現存していませんが、本作では教会の方をイメージしています🕌

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漫画『三日月の国 オスマン千夜一夜』を開始してから、#トルコ 文化や 文化に詳しい専門家の方々にもお声がけ頂き、驚きと喜びの連続です🥳ありがとうございます!

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原稿頑張ってます。夢の中までトプカプ宮殿描いてました🕌

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オスマン帝国の食文化には、イスラム文化の流れを汲んで「みんなで同じ大皿から食べる」という特色がありました🇹🇷
帝国初期は皇帝もこれを実践していたとか。時代が下るにつれ個食になっていったようですが、そうなる前は皇帝自ら臣下達と仲良く皿をつついて談笑していたという記録が残されています。

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主人公の師シャークルは16世紀 の宮廷絵師Şahkuluがモデルです。
この方は画風が後世の手本になるほどの天才ですが『芸術家列伝』には「性格が良ければ史上最高の絵師になれたかもしれない」等と書かれており…。 マジ性格悪かった説と、史家の恨みを買ってた説があります🤔

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では工人の地位が高かったけど、 ではそうでもなかったとか。
オスマン帝国が工人をナメていたから…ではなく、分業化が進んで一人当たりの負担が減ったからだそうです。

昔は一人で様々な仕事をする必要があったため、労力も尊敬も大きかったわけですね💦

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若き絵師シャークルが居た頃のペルシアは優れた文化と最強の騎馬軍団を持つ超大国として畏れられていました。オスマン帝国もペルシアを好敵手と敬い、様々な文化を手本にしたと伝わっています。

でもメフテルと共に進むイェニチェリ鉄砲隊は強かった…💦🥁

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本作ではデヴシルメ(奴隷徴用)でトプカプ宮廷工房に入ったレオが「自分だけ余所者だ」と卑下する場面がありますが、これは脚色です。
実際の宮廷工房ではデヴシルメ出身の芸術家が多く、トルコ史に名を残す大建築家ミマール・スィナンもデヴシルメ出身者でした🕌

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麒麟は中国発祥の幻獣ですが、トルコにも受け継がれ愛好されたようです。
角が丸まっているのは何者も傷つけない仁獣の象徴だとか。作中でシャークルが描いた絵は、今もトプカプ宮殿割礼の間に飾られています🇹🇷

日本で馴染みのあるビールの麒麟とはイメージが違いますね。

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本作では見栄えを重視して省略してありますが、実際に古式の作法で顔料を作る際には原料を砕いて練るだけでなく「沈殿させ上澄みを取り除く」「弱火で炙って成分を整える」などの工程が入ります。
実は非常に繊細で奥の深い工程なのです。

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