白沢達生@となりにある古楽さんのプロフィール画像

白沢達生@となりにある古楽さんのイラストまとめ


西洋美術史畑出身。音楽/美術/仏伊西蘭独語他の翻訳家業等ことば仕事の人。各国料理ビール寄りワインもね。高音質配信OTOTOY内TVflat参入時アカウント開設。Podcast随時更新中。連載「ジャケット越しに聴こえる物語」他、近況や直近の出演事案など固定ツイート参照です
ontomo-mag.com/article/column…

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承前)英国軍は上陸戦にも打って出て、コペンハーゲンでは2000人あまり死者が出たそう…その後には飢饉もあって散々だった。けどアンデルセンが若い頃、わずか20年ほどのあいだにみるみる王都は勢いを取り戻して19世紀前半の黄金時代を迎える…すごい

音楽も1820-30年代ものすごく活気付きます。続

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浴びるように朝から中低音だった2日間でした…あらためて、チェロは人の話し声や歌声にちかいなあと思う時間でした。18世紀以前に使われてたような羊腸弦を張ってるチェロばかりなのがまた、自然な振動ですてきな感じでしたね☺️✨

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ポルポラ(右上)のカンタータはそこそこ売れてたのかな、ロンドンでも1735年に12曲まとめて楽譜出版されてる(左)

少し年下のハッセ(右下)と彼は1730年台前後のヨーロッパ全体で大人気だったイタリア様式の旗手…当時はテレマンやヘンデルより知ってる人は欧州中に多かったかもね 

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1740年代ともなると、音楽の好みも人々の服装もだいぶ変わってきます…ランクレ(左)、シャルダン(右上)、リオタール(右下)。ルクレールやラモーの室内楽が響いた頃の人々の姿 

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そしてこの日はフランス革命記念日でもある
フランスではとても大事な日付。1789年、バスティーユ監獄襲撃事件が起こったことで革命の流れはいっきに加速してゆく

※よく引用される左の絵の作者はジャン=ピエール・ウエル(1735-1813)、ルーアン出身で旅情溢れるイタリア景観画を描いていた画家。 https://t.co/Kq0QST8jtK

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承前)こういう響きで歌を生で聴ける場が東京にあって、新型コロナがなければ定期的にこのような歌を披露してきたヴォーカル・アンサンブル カペラという団体がありまして

生演奏がむりな今、こうやってどこからでもアクセスできるかたちでその演奏の片鱗に誰でも触れられるの、すごく絶妙の機会。

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承前)畢竟、ひろい領土を維持するためには莫大な資金をかけて定期的に旅をしてかなきゃならない

そのような暮らしが維持できる王侯だけが広い土地をわがものにできた時代が近世、封建制の乱世…あ、いや今もそういうとこあるかもね。

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承前)そしてこの頃あたりから徐々に鉄砲のようなものが携行されはじめる

弩(クロスボウ、アルバレート)に代わる新たな飛び道具が、その後どれほど人々の暮らしと為政者たちの考え方を変えていったか…そして音楽にも…(もうちょい大きな大砲も、だねえ…)#南青山マンダラが宮廷になる

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「絵」というものは、その場にいないのに脳内で空想のどこかを思い描く助けになる…物語もそう。ことばを介して、脳内はここではないどこかへ連れてかれる。

そして音楽も。地下の薄暗い場所に集まっていながら、今宵の空想はフランス軍が暴れた500年前の戦場へ。配信に接する人の脳裡にもまた… 続 https://t.co/ouzqDE4bIy

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承前「ルイ15世が若い頃」っていうのは、フランス人がどんどん屋外にくりだして明るい世界を謳歌する頃でもあり…そろそろロココという言葉が似つかわしくなる頃。

かたや16世紀はフランス王室が文化に目覚めはじめた頃。古典主義の隠れ蓑の裏、いろいろ風狂な楽しみが…😳✨

宵どき、オタノシミニ!

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