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アダチ版画研究所さんのイラストまとめ


浮世絵の制作技術を継承する木版画工房「アダチ版画研究所」の公式アカウントです。創業90年、写楽・歌麿・北斎・広重らの名品の数々を復刻してきた版元として、日本が誇る伝統木版画技術の魅力を発信していきます。現代のアーティストとのコラボ作品も多数。フォロー&リポスト歓迎。🌊浮世絵のポータルサイト「北斎今昔」開設🌊
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すべてを描き尽くさずにはいられないような の力強い描線と、観る人の記憶に語りかけてくるような の調和の取れた色面。
両者の絵づくりを比べてみると、ベクトルの違う二つの才能が、江戸時代後期の浮世絵文化の発展を大きく牽引したことがよくわかります。
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本日は の命日。辞世の句は「ひと魂(人魂)でゆく気散じや夏の原」。富士(不死)の山を描き続けた絵師は、これから迎える死を穏やかに受け入れています。新緑の季節、風に乗って飄々と漂う北斎の魂魄に出会えそうな気すらしてきます。

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昨日 をご紹介したので、弟子の の作品もご紹介。こちらは縁起の良い鯉の滝登り図です。江戸の人々は立身出世を願ってこの絵を絵草紙屋で買い求めたのでしょうか!? さすが実家が魚屋さんの北渓、立派な鯉ですね。御利益がありそう!(※個人の感想です。)

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GW最終日、関東は気持ちの良いお天気です。引き続き を。群像表現を得意とした が描いたのは、女性たちの春のおでかけ。水辺の菖蒲や萩の花はシルエットのみで装飾的に描き、主役の女性たちの華やかな着物柄と優美な線を際立たせています。

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今日から5月! お天気不安定で寒暖差の激しいゴールデンウィーク前半です。お休みの方もお仕事の方も、体調管理には十分お気をつけください。#端午の節句 が近いので (あやめ、かきつばた)を描いた をいくつかご紹介します。まずは

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全国的に雨模様です。梅雨の長雨とも夏の驟雨とも異なる、春雨のなんとも言えないこのぼんやりした感じ。実は が「東海道五十三次」で作品にしています。「土山 春之雨」。画題の選定が独特ですね。うつむき気味の大名行列。増水した川の流れで画面にメリハリを生んでいるところもポイント。

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プロフィールのカバー写真を の「罌粟(けし)」に変更しました。品種が特定できないのですが、たぶん合法。けしの花言葉は「思いやり」や「なぐさめ」だそうです。

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4月の満月は と言うそうですね。#広重 は宙天高く冴え冴えと輝く秋の月を多く に描いていますが、やわらなか光を放つ春の月も描いています。ちょっと湿り気を帯びた夜風が、花の香りまで運んできそう。目に映るものすべて、世界がほんのり桃色に染まったような、春の宵の情景。

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第11回アダチUKIYOE大賞の受賞者、池田和宏さん のインタビュー記事を財団ホームページに掲載しました。#歌麿 を彷彿とさせる黄潰しの背景に銀鼠の宇宙服が映える令和の美人画。
「単なる”下絵の再現”にとどまらない作品に仕上げていただき感謝申し上げます。」
https://t.co/8v49eifzyn

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一昨日の投稿、わかりやすくGIFアニメに。70代の が描いた罌粟(けし)の図と波の図。画面に大きな弧を描く構図が共通しています。飽くなき好奇心と探究心とで、森羅万象あらゆるものを描いた北斎。足元に咲く小さな花にも、大洋の荒波にも、自然の神秘とダイナミズムを見出していたのでは。

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