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新古美術 わたなべさんのイラストまとめ


京都の骨董街「新門前通り」にある古美術店です。室町絵画・墨蹟から近代日本画・洋画を中心に掛軸・屏風・額・彫刻など幅広く取り扱っております。/ We specialize in Japanese paintings, calligraphies, screens, Zen and other Buddhist art.
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こちらは、京都出身の画家 津田青楓(1880-1978)の「翡翠図」(額装)です。大正4年3月夏目漱石が京都に遊んだ折、終始供をしていたのが青楓でした。
作品詳細については、こちらよりご覧下さい。
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3月3日は、桃の節句です。桃は厄除けの果物とも言われます。こちらは、山元春挙に学んだ京都出身の画家 林文塘(1882-1966)の「上巳節会図」です。今では珍しい華やかな段飾り。我が子の無事な成長を願い飾られます。

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こちらは、江戸中期の琳派の絵師 尾形光琳(1658-1716)の「団扇 墨梅図」です。「光琳の団扇」とも称され、団扇絵を多く描きました。弟 尾形乾山との合作でも知られます。

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朝晩は肌寒く、鴨川や近くを流れる白川では鴨などの冬鳥を見かけるようになりました。こちらは、円山応挙(1733-1795)の「水中鴨図」です。餌を探して水中にもぐり、お尻を突き出した可愛らしい構図です。

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こちらは、岐阜出身の実業家 武藤山治(1867-1934)の「秋野孤鹿図」です。慶応義塾にて福沢諭吉に学び、アメリカへ留学。1921年鐘紡社長に就任、鐘紡中興の祖と称されます。また、絵画や陶芸などの美術品を収集したことでも知られます。

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こちらは、近江出身の大名茶人 小堀遠州(1579-1647)の「時雨紅葉図」です。古田織部に学び、豊臣秀吉・徳川家康らに仕えました。茶室を造り、造園も手掛けました。
「山河の時雨て晴るる紅葉に おられぬ水も色まさりつつ」

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10月は、八百万の神々が出雲大社へ集まるといわれる神無月。出雲地方では、「神在月」と呼ぶそうです。
こちらは、国学者 建部凉岱(1719-1774)の「恵比寿図」。恵比寿様は、出雲に行かず留守を守る留守神様だそうです。
「雨雲の夜へ事代主の神は美保の岬に幸のましきる」

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秋分の日、彼岸の中日です。お供え物のおはぎ。春には、牡丹にちなみ「ぼたもち」、秋には萩にちなみ「おはぎ」と季節によってその呼び名が変わります。
こちらは、三重出身の日本画家 宇田荻邨(1896-1980)の十二ヶ月短冊より「月に萩」と「牡丹」です。

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近年、元気に100歳を迎える方も多くなりました。百歳のお祝いは「百寿」「紀寿」「上寿」、108歳は「茶寿」、111歳は「皇寿」、さらに120歳では「大還暦」と呼ぶそうです。
円山応挙(1733-1795) 「高砂図」

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こちらは、江戸幕府老中 松平定信(1759-1829)の「芙蓉猫図」です。幼時より俊才の誉れ高く、書画を能くしました。「寛政の改革」を行ったことで知られ、8代将軍徳川吉宗は祖父にあたります。楽翁と号し、茶道・詩文・和歌にも通じた大名です。

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