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東海道の宿場名になぞらえた「猫飼好五十三疋」。日本橋は、かつお節2本で二本だし。紐で結び連ねたかつお節の様子が描かれていますが、「たとゑ尽の内」の猫の着物の柄になっているんです!
歌川国芳「其まま地口猫飼好五十三疋」
歌川国芳「たとゑ尽の内」
*写真はアダチ版画研究所の復刻版です。
そしてこちらは、猫VS金魚! 目をギラつかせて水の中をのぞき見る猫に、金魚たちはてんやわんやの大騒ぎ。タイトルが「百ものがたり」となっており、おそらくは歌舞伎の演目にもなっている「岡崎の化け猫」の怪奇譚を金魚で表現したもの。国芳46歳頃の作品。おじさん、お茶目すぎです。#世界猫の日
本日は #世界猫の日。浮世絵界きっての愛猫家 #歌川国芳 の作品を紹介せずしてなんとしましょう。猫に囲まれて暮らしていた国芳は、作品の中にも猫がいっぱい。特にこちらの2作品は猫づくし。ぶちや三毛が多くて、トラはあんまりいなかったんでしょうか? 当時は尻尾も、今より全体的に短めですね。
北斎の細かい人物描写も。ご参考まで。
「甲州石班沢」青い清流で孤高のデトックス
「甲州三嶌越」手指の消毒はお忘れなく〜
「遠江山中」熱中症に気をつけてこまめに換気
「常州牛堀」今日はお米を炊いておうちごはん
本日は #七夕。そして「錦絵(多色摺の浮世絵)の祖」と呼ばれる浮世絵師、#鈴木春信 の命日です。可憐な春信美人は、どんな願い事を書くのでしょう。七夕の短冊には、芸事の上達をお願いすると良いそうです。輪郭線を描かず、淡い色調の背景にシルエットが浮かび上がる笹飾りは、まるで絵灯篭のよう。
明日は #父の日。母の日には #北斎 の牡丹をご紹介しましたが、今日は #広重 の紫陽花とバラを。「東海道五十三次」などの風景画で知られる広重ですが、実は花鳥図を数多く手がけています。文人肌だった彼の人柄を表すように、詩歌が添えられた短冊型の画面は優しく叙情的。#どこでも浮世絵